今日は患者様からあった声についてお答えしていきます。
「痛い部分は温めるのが?冷やすのか?」についてです。
患者様の中でも結構多い質問ですが、急に痛くなると不安ですよね?
温める方が結構多いのですが、急に痛くなるという事は、炎症性の症状のことが多いです。
なので、結果としては冷やした方が正解のことが多いです。しかし、冷やし方にも問題があります。
家庭には、買い物などでもらえる保冷剤はありますが、それ以外に冷やすものがないことがあります。
保冷剤で直接患部を冷やしてしまうと、0℃以下になってしまうことがあり、
凍傷になってしまう恐れがあります。
1番のオススメは、袋に氷と水を入れて冷やすこと!0℃以下になることがなく、
冷やし過ぎを防ぐことが出来ます!
また、保冷剤は冷凍庫でカチカチになり、患部に上手く当てることが難しいですが、
氷水は袋に入れているので、患部にフィットして冷やすことが出来ます!
冷やす時間の目安は、15分〜20分ですが、冷やす場所や人によっても変わってきます!大切なことは
「感覚が麻痺した時点で終了すること」です!
冷やすことで得られる効果は、
◯痛みの緩和
◯熱感を抑える
◯腫れを抑える
大きく分けるとこのようなことがあります。
どのくらいの期間冷やしたらいいのか?ということについてですが、
炎症期のピークというのは42〜72時間です。
特に冷やさないといけない期間ということになりますが、長期間続けてしまうと、
組織の修復が遅れ、治癒が遅くなってしまう恐れがあります。
もちろん、ケガをした際には治療に行かれた方がいいですが、どうしても行けないという方は、
このようなことに注意して行ってください。
ほんの些細なことでも、症状の改善するスピードが早くなったり、遅くなったりします。
早く改善するためには、このような細かい部分もきちんと守る事が重要です!適当にせずに、
後の事を考えると大切にすべきことです。
わからないことや、不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。