【寝ている間に記憶の整理が行われる?】
人は睡眠中に記憶を固定化します。
私たちの記憶には、数分で忘れてしまう短期記憶と、長い間残り続ける長期記憶があります。
視覚や聴覚、触覚などの感覚器から得た情報は、エピソードや何らかの意味をもち、脳にある海馬という部位に集められて短期記憶として一時的に保存されます。
短期記憶はどれだけ思い出して使われたかによって、そのまま残るか忘れ去られるかが決まります。
これを決めるのは、記憶の司令塔のような働きをする海馬の役割です。
忘れ去られるかもしれない不安定な短期記憶は、何度も使われるうちに重要なものと認識され、安定した長期記憶へ変換されます。
これを「記憶の固定化」といい、睡眠は効果的な固定化のために重要な役割を担っています。
学習後の睡眠によって記憶がよく保たれるというのは、睡眠が記憶の固定化に関わるひとつの例です。
睡眠中に記憶が定着しやすい仕組みは、睡眠のサイクルと深い関連があります。
私たちは寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠という2つの眠りサイクルを90分おきに繰り返しています。
レム睡眠:急速眼球運動のことをいい、眠りながらも目がぐるぐる動いている状態です。
カラダは休んでリラックスし休んでいますが、脳の一部は活発に動いています。
ノンレム睡眠:生命を維持するために必要な脳幹以外は休息状態になっています。
どちらの状態も記憶に関係していますが、学習した記憶の整理に重要とされるのはレム睡眠です。
レム睡眠中、海馬では強力なθ波という脳波が発生しています。
θ波は記憶の固定化に重要であると考えられていて、レム睡眠中に海馬の働きによって、1日の記憶を取捨選択しています。
私たちが夢をみているレム睡眠中は記憶を整理している状態であるといわれます。
寝ている間の記憶の固定化には十分な睡眠が必要であり、睡眠不足になると言葉や計算、記憶に関する機能を低下させてしまいます。
一方、うたた寝のような数時間の睡眠でも、記憶を保つ力が向上することもあるようです。
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