副腎疲労症候群をご存じですか?
【症状】
〇朝が辛くて起きられない
〇立ちくらみがする
〇何をしても楽しくない
〇月経前症候群が酷くなった
〇物忘れが多い
〇忍耐ができなくなった
〇花粉症やアレルギーが酷い
〇とにかく疲れやすい
〇毎日をやっとの事で過ごしている
〇うつ状態で職場や学校に行きたくなくなる
【副腎】
腎臓の上にあり、ストレスを打ち消すホルモンを分泌しています。
副腎が疲れてくると、このホルモンが出にくくなります。
すると、ストレスに対抗できなくなり、疲労やうつに似た症状が出てきてしまいます。
病院に行ったが、診断がなかなかつかない場合や治療を受けているがなかなか症状がよくならない場合は
1度副腎疲労症候群を疑ってみてはどうでしょうか。
【原因】
ストレス状態にある際、副腎から抗ストレスホルモンと呼ばれる物質が分泌され、ストレスから心身を守っています。
しかし、、極度のストレスを一定期間感じ続けていると、副腎機能がオーバーヒートを起こし機能低下に至ります。
【対策】
では、副腎を疲れさせないようにするにはどうすればよいのか?
「副腎から分泌されるホルモンの材料となるのは『食べ物』です。
そのため、副腎に良い食べ物を選んでとると同時に、負担がかかるものは避けることが大切。
がんばり過ぎで体をこわして薬を買うよりも、シンプルな生活を心がけるほうがいいということになります。
〇過剰な糖質の摂取を避ける
精製された糖質は血糖値を高くし、その後低血糖を起こすことがあります。血糖値の不安定は炎症悪化や副腎疲労などのダメージを与えます。
〇バランスの取れた食事
副腎皮質ホルモンは、コレステロールから作られます。あぶらや蛋白質などの栄養の不足は副腎機能の低下を引き起こします。
〇腸内環境を整える
腸内環境が悪いと摂取した栄養が消化吸収されず腸内環境が悪化し、それにともなって副腎疲労に影響します。
食事からの栄養は薬と違って、即効性があるものではありません。
栄養が身体に入って、根本治療により改善するようになるには時間がかかりますが根気よく継続していくのが大事に
なってきます。