以前、レディーガガさんも発症していた
線維筋痛症についてのお話しです。
線維筋痛症とは
3ヵ月以上の長期にわたり、身体のあちこちの
広い範囲に痛みが持続したり、再発したりします。
痛みのほかに、身体の強いこわばりとともに激しい疲労感、
不眠、頭痛やうつ気分、物忘れなど多彩な症状を伴います。
病気の原因はまだよくわかっておらず、
有力な説として、脳が痛みの信号を感じる機能に
障害が起きていると考えられています。
脳には痛みの信号を伝える機能(アクセル)と
信号を抑える機能(ブレーキ)が備わっていますが、
何らかの原因でこの機能に障害が生じ、
ブレーキが効かない状態、もしくはアクセルを踏み過ぎた状態になると、
通常では痛みを感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じるようになります。
様々な検査を行っても、患者様に共通した特徴的な異常がみられないことから、
日本では線維筋痛症の診断が遅れる事がしばしばあります。
この病気は、命にかかわる病気ではありませんが、
現在のところ線維筋痛症を完治させる治療法がなかなか無いため、
日常生活への影響が大きく、しばしば社会生活が著しく困難になる事が
大きな問題となっています。
厚生労働省研究班の2003年の全国調査では、
日本での線維筋痛症は男女比が1:4.8と女性に多い病気で、
40歳後半の年代に多いとされています。
<遺伝>
家族内で2人以上かかっていることは珍しくありませんが、
遺伝子解析の研究では、糖尿病や高血圧などのような
強い遺伝性(素質)はないとされています。
むしろ、発病には家庭・社会環境(外的環境要因)が重要とさてれいます。
<症状>
全員に共通して、身体の広範囲な部位に
慢性の痛みが持続的、あるいは断続的にみられます。
痛みは鈍い痛みの事もありますが、しばしば激し痛みとなり、
痛みで仕事や家事ができず、夜も眠れないとか、
目が覚めてしまったりします。
他にも
・身体がナイフで切り裂かれるような痛み
・身体の中でガラスが割れ、その破片で傷つけられるような痛み
・痛みで全身が締め付けられる
など
このような痛みが日によって、あるいは一日の内でも時間によって変化します。
また、季節や天候、身体活動、精神的ストレスなどによって、
痛みが悪化します。
さらに、他の病気(多くは膠原病やリウマチ性疾患など)に付随して
線維筋痛症が発病した場合は、
元の病気の悪化により、痛みが悪化します。
痛み以外に、強い疲労感、抑うつ気分、
目覚めがすっきりせず熟睡感がないこと、
物忘れや集中力が落ちるなどの、
さまざまな身体、神経や精神症状が出現します。
<治療法>
残念ながら、線維筋痛症の原因が解っていないので、
原因療法や根治療法はないのが現状です。
症状を緩和する為の治療として、
薬物療法や運動療法、心理療法などがあります。
一方、小児の若年性線維筋痛症では家庭環境の影響が大きいことから、
環境調整(家族分離など)のために
一定期間の入院措置の有効性も示されています。
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