グロインペイン症候群とは
別名「鼠径部痛症候群」とも言われています。
10代~30代で主にサッカーを行っている人に
発症しやすい障害で、脚の付け根に生じる痛み
のスポーツ障害です。
ランニングやキック動作といった鼠径部に
力を入れた際に痛みを生じ、悪化すると
起き上がりや立ち上がりといった日常生活でも
痛みが生じるようになります。
原因と病態
股関節に過度な負荷が生じることで発症します。
体幹から股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の
低下による拘縮や骨盤を支える筋力低下(安定性)
による不安定性、
体幹と下肢の動きが効果的に連動すること(協調性)が
できず不自然な使い方によって、これらの機能が低下し、
痛みと機能障害の悪循環が生じて症状が慢性化していきます。
何らかの原因で可動性、安定性、協調性に
問題が生じたまま、無理にプレーを続けると、体幹から
股関節周辺の機能障害が生じやすくなります。
また、片足で立ってキックを多くする
サッカーの動作そのものが発症の誘因になります。
他の競技でも、陸上競技、ラグビー、
バスケットなどでもみられます。
グロインペイン症候群の発症しやすいタイプ
◇臀部の筋肉が硬い
臀筋群が硬いために股関節が開いた状態になりやすく、
キックやターン動作の時に内転筋群
(薄筋・長内転筋・恥骨筋など)や恥骨部に負担をかけてしまう。
◇慢性的な腰痛を抱えている
腰痛があると、腸腰筋やハムストリングス、
アキレス腱が硬くなりやすく、骨盤の安定性が
低下して姿勢が崩れて、鼠径部に負担をかけてしまう。
◇偏った過剰なトレーニングによるもの
学生選手に多く、腹筋や臀筋の筋力強化、
特定部位の過度のトレーニングにより
身体のバランスを崩し、鼠径部に負担をかけてしまう。
◇下半身の古いケガ
足首の捻挫、脚の打撲や肉離れなどが原因で、
身体の可動性、安定性、連動性に問題が生じたまま
無理なプレーをすることにより、体幹から股関節周辺の
障害を起こしやすくなります。
予防
けがの後、そのまま無理にプレーを続けない。
股関節周辺の拘縮予防や筋力低下の予防。
運動前の準備運動に体幹から下肢を
効果的に連動させる協調運動を取り入れている。
オフ明けは特に、協調運動を取り入れた準備運動を十分に行う。
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