こころの不調の原因？

2023.07.11

【実は奥が深い首こり】

身体の不調、心の不調の原因は
「肩や首」の可能性も。

スマホの急速な普及と進化により、
スマホ依存にかかる人が増えています。

特に長時間使用による、頭痛、めまい、不眠、
集中力、記憶力、思考力の低下など、

原因不明のなんとなく不調『不定愁訴』
を訴える人も増加しています。

身体と心に起こるあらゆる不調は、
脳の異常ではなく実は首の筋肉の
異常で起こるといわれています。

スマホやパソコンを長時間すると、
どうしてもうつむき姿勢が多くなりがちです。

それこそ、首や肩に疲労がたまる原因です。

【辛い不調の原因は首こり】

首や肩がガチガチ、目が疲れる、
めまいがする、疲れが取れない……。

これらは首こりが進んだ『首こり病』
かもしれません。
正式には『頸性神経筋症候群』といい、
近年、だんだんと増えている現代病の１つです。

スマホやパソコン作業でのうつむき姿勢が
首にものすごい負担をかけています。

なぜかというと、
大人の頭の重さは約６㎏と、
人間の頭は重いのです。

それがうつむき姿勢になると
ダイレクトにこの重さが首にきます。

まっすぐ向いた直立姿勢に比べ、
うつむき姿勢は首の筋肉に
約３倍の負担がかかります。

起きている間、ずっと頭を支え続ける首の筋肉は、
身体の中で１番こりやすいところです。

【首こりが悪化する理由】

〇首こり発生のメカニズム

①首周りの筋肉が緊張し続ける。

②血流が悪くなって、筋肉中の酸素が不足。

③酸素不足でブドウ糖がエネルギー
にならず、『乳酸』が増える。

④乳酸が増えた筋肉は
伸縮性が失われ、硬くなる。

そうすると、首がこります。

この首こりに、肩、背中のこりが加わり
慢性化すると、身体に様々な不調を
もたらすのです。

しかし、うつむきで長時間作業
していたとしても、時折ストレッチなどをして
首の筋肉の緊張を緩めれば、その間に
血流にのって筋肉に新鮮な酸素が届き、

乳酸も発生せず首こりは
起こりにくくなるのです。

問題は、同じ筋肉を同じ姿勢で
長く使い続けてしまうこと。

モニター画面に向かう仕事や
作業などはつい時間を忘れて
集中してしまいがちですが、

こまめに首の筋肉を休ませるよう意識しましょう。

【首こりは自律神経を乱します】

首こりの三大症状は、頭痛、
めまい、自律神経失調症です。

自律神経は、消化や呼吸、循環、代謝活動など、
人間が生きていくうえで必要な機能を
コントロールする神経です。

そして、リラックスしたり幸せを感じるなど、
精神を安定させる神経でもあります。

全身に網の目のように張り巡らされ、
その起点となるのは脳です。

脳からの通り道となる首に自律神経
(副交感神経)が非常に多く分布しています。

細長い首で、大事な自律神経を守るように
囲んでいるのが首の筋肉です。

通常はしなやかな弾力で神経を
包み込んでいますが、首こりで筋肉が
ガチガチになってしまうと、
神経を圧迫してしまうのです。

特に副交感神経の働きが悪くことで、
交感神経が優位に働きすぎ、
あちこちに不調が起こるのです。

【首こり解消で改善される症状と病気】

〇軽症

三大症状…頭痛、めまい、自律神経失調症

〇中等症

全身の不調による症状…全身倦怠感、発汗異常、
血圧不安定症、ドライアイ、冷えのぼせ

〇重症

うつ症状＋全身不調…意欲がわかない、
気持ちが落ち込む、イライラ

【首に負担をかけている生活を徹底改善しましょう】

首こりの５大原因は、

①姿勢

適切な姿勢をとらず、うつむいて前かがみになり、
首に負担がかかる状態を長く続けることが多い。

②冷え

首を冷たい外気や冷房にさらすことで、
筋肉のこわばりが続き、首のこりを
さらに悪化させます。

③緊張

精神的なストレスで交感神経が優位な
状態が続き、筋肉がこわばり
血行がさらに悪くなります。

④疲労

よくない姿勢を保ち続けることで
頭の重さが負荷となって蓄積し、
疲労をため込んでしまいます。

⑤外傷

過去に頭や首に衝撃を与えてしまったり、
外傷が生じるなど、首に過度な
負担を与えたことがあるなど。

これらの要因を避けると同時に、
毎日の入浴で身体を温めたり、
疲労をためない生活を心がけることが
首を守り、かつ全身の健康を保つことに繋がります。
 

きらり整体整骨院Twitter

地図

きらり整体整骨院へのアクセス

↓

動画もチェック！