生活リズムの乱れ①
2025.02.04
【不眠症】
不眠の多くは生活のリズムの乱れやストレス、眠りに適さない環境など、いくつかの要因が関わっている時に
起こります。
原因がわかっている時は、まずその原因を取り除き、必要に応じて治療を行います。
原因が不明だったり、取り除けない場合、西洋医学では直接的に睡眠を誘発する睡眠導入剤などを使って治療
することもあります。
一方、東洋医学では、3種類のタイプが考えられます。
1つ目は、気逆タイプです。少しの物音で飛び起きる、水音が気になるといった神経過敏な不眠症のタイプ。
「今夜も眠れないのではないか」という不安の連鎖でさらに不眠症状が悪化する場合があります。
2つ目は気滞タイプです。イライラして怒りやすく、夜になると、かえって目が冴えてしまうような不眠タイプ。
こめかみがピクつく、脚がつりやすいといった筋肉の症状などもみられます。
3つ目は、気虚タイプです。つまらないことが気になったり、クヨクヨ、ビクビクして眠れないのは、
エネルギー不足による不眠です。食欲不振で気が不足する、ストレスによって気が消耗するなど、気虚の原因は様々
ですが、倦怠感などが伴います。
〈不眠症に効くツボ〉
〇完骨
耳の後ろの突起した骨から指1本分下、そこから首側にあるくぼみ。
精神を安定させるツボで、不眠に効果的。自律神経のバランスを整え、頭部の疲労を改善します。
〇百会
頭部のてっぺん。両耳を結んだ線と正中線が交差するところ。
精神不安定な状態の時に用いるほか、頭痛、めまい、鼻づまりなどの症状に効きます。
〇失眠
かかとの中央。
「眠りを失う」という名前の通り、不眠によく効くツボです。精神症やうつ症状などを改善します。
【不安感】
日常生活において、不安になったりイライラしたりといった感情は、人間なら普通のことです。
しかし、1日中、あるいは常に不安感や恐怖感を感じるような状態には治療が必要です。
過度な精神的ストレスがなどがきっかけとなるケースが多いといわれていますが、こうしたきっかけがないにも
関わらず突発発症することもあります。
東洋医学ではこうした不安感は、気の異常による病態と考えます。
例えば、ストレスなどが原因となって気の停滞(気滞)する場合、不安感とともに、のどのつまり感、背中の
閉塞感などが現れます。
また動悸などの症状がみられる、いわゆるパニック障害は、気が突きあがった気逆と考えています。
ほか、不安や不眠といった精神症状に、倦怠感を伴う状態は気虚と捉えます。
〈不安感に効くツボ〉
〇だん中
左右の乳首を結んだ線の真ん中。
気の巡りを促し、不安やイライラ、胸ぐるしさなどを伴う精神的な疲労感を解消します。
〇げき門
手のひら側。手首と肘との真ん中より、指1本分手首側で、2本の腱の中央。
不安感や神経の高ぶりなどに効果があります。精神症状に伴う胸苦しさや動悸をやわらげます。
〇太衝
足の親指と人差し指の骨の間。足首側になぞって指がとまるところ。
気の巡りを整える作用があり、イライラを落ち着かせます。不眠を改善し、血の巡りも促進します。
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